お盆とは

August 13, 2013

お盆

一般に仏教の行事と認識されているが、仏教の教義で説明できない部分も多い。
古神道における先祖供養の儀式や神事を、江戸幕府が庶民に強いた檀家制度により
仏教式で行う事も強制し、仏教行事の「盂蘭盆」(うらぼん)が習合して
現在の形が出来たとされる

古神道

  1. 仏教、儒教、道教、渡来以前の日本の宗教。原始神道。
  2. 江戸時代の復古神道の流れを汲み、幕末から明治にかけて成立した神道系新宗教運動。
    仏教、儒教、道教、渡来以前の日本の宗教を理想としている。 通常はこちらを古神道という。
    神道天行居や出雲大社教、神理教、古神道仙法教などの教団が存在している。 大本などに影響を与えた。

盂蘭盆

盂蘭盆会(うらぼんえ、ullambana、उल्लम्बन)とは、安居(あんご)の最後の日、
旧暦7月15日を盂蘭盆(ullambana)とよんで、父母や祖霊を供養し、
倒懸(とうけん)の苦を救うという行事である。
これは『盂蘭盆経』(西晋、竺法護訳)『報恩奉盆経』(東晋、失訳)などに説かれる
目連尊者の餓鬼道に堕ちた亡母への供養の伝説による。

お盆のいわれと由来

[盂蘭盆会・うらぼんえ]とは
インドのサンスクリット語のウラバンナ(逆さ吊り)を漢字で音写したもので、 転じて
「逆さまに釣り下げられるような苦しみにあっている人を救う法要」という意味です。

目連伝説

この行事は本来インドのものではなく、仏教が中国に伝播する間に起こってきたものであろう。
現在、この「盂蘭盆会」のよりどころとしている『盂蘭盆経』は、
『父母恩重経』や『善悪因果経』などと共に、中国で成立した偽経であると考えられている。
したがって、本来的には安居の終った日に人々が衆僧に飲食などの供養をした行事が転じて、
祖先の霊を供養し、さらに餓鬼に施す行法(施餓鬼)となっていき、それに、
儒教の孝の倫理の影響を受けて成立した、目連尊者の亡母の救いのための
衆僧供養という伝説が付加されたのであろう。

大乗仏教の意味の分からない話ばかりだ。
シッダールダが脇から生まれたとか、甘茶の雨が降ったのだの
四万六千日の日に通えば四万六千日毎日通ったのと同じ効能があるだの。

「夏の修行が終った7月15日に僧侶を招き、
多くの供物をささげて供養すれば母を救うことが出来るであろう」

仏像をつくるな、崇拝するな。と願ったシッダールダの想いは叶わず
大乗仏教のおかげで現在もこんな感じによくわからない由来とか効能を持ちながら
世界中でありがたがられたりしてる。

由来がよくわからないお盆(盂蘭盆会)だけど、先祖供養は良いことだと思う。
じーさんばーさんの墓参りに行きたい。