「ロンドン起業日記」を読んだ
December 22, 2013
@hsbtさんが読んでいたので読んでみた。
成功した話とかあまり教訓にならなくて、鮮度の高い体験談の方が
よっぽど得るものがあると思う。
記されているその行いよりも、事前に存在したバックグラウンドが大切なのに
さもその行いだけで成功した文脈のものが多い。という意味で
とくに本書はまだプロダクトをつくりあげていく途中の生の情報がたくさんあって
ゴールした後に整備された話ではなく、今走り続けている人の話なので
@makoto_inoueさんのお話を直接聞いているような熱量があってすぐに読み終わった。
blogのmakotoiの日記:from Londonも面白い。
昔、社会起業家みたいなの考えてた時期があった。
あの時は熱量だけで進んでいって、途中で全部投げ出してしまった。
あの頃は自分で何もかもやろうとしていた。若さ故のなんとかだった。
今ならもう少しうまくやれるかもしれない。もう少し人の役に立てるかもしれない。
など、読む人によって色々感じるものがあるのではないかと思います。
鮮度と熱量があって、大変良かったです。
お母さんからのメールに、新聞から抜粋した
嘘をつかない
人に親切にする
ルールを守る
勉強をする
この4つのしつけの話に背筋が伸びる思いでした。
お母さんのメールが書籍化されたらそちらも読みたいです。